一番最初にリビングを断捨離したときに、きちんと仕分けた化粧品たち。
いやはや懐かしい写真だ、と懐かしんでいる暇はない。
サザンの言う通り「住所がそこじゃないモノを絶対に混ぜない」というルールは
今でも守っているのだが、やはり本質的にため込む性質から抜け出せないのか、
気付けばこうなっていた。
ただ、サザンは
「でも部屋中に化粧品が散乱していたのに、今はここにしかないからね」
進歩したよね、と褒めてくれる。
職場で実は「後輩指導ができない」と指導を受けたサザンなのだが
叱ることはできなくとも褒めて伸ばすことに関して 彼女はプロだと思っている私。
ということで、2人で洒落た北欧雑貨店で買って来た“容器”がコチラ。
どう撮ろうとしても ねこ様が独占欲を発揮してしまった、申し訳ない。
実は店頭で選ぶ際に、私は「底が浅くて横が広いものがいい」と主張したのに対し、
サザンは「一番高さのある化粧水が、隠れる高さ」を譲らなかった。
比べてみると、
高さが伸びたところで、今までより 小さくなったように見える入れ物。
(ネコで比較が分かりづらいが 写真がコレしか…)
が、「入る量に減らしてみようか」と、言われる前に気づいた自分に驚く。
入った。
2つほど捨てたが、いずれもサッパリ系のジェルだったので
夏以降もう使っておらず、
冬がチラ見えしてきたこの時期を思うと年度内はもう使わない、
つまり期限が切れるだろうと思って破棄した。
そして気づいたことは、「化粧水の高さが隠れる入れ物」になったことで
部屋のド真ん中にあっても、床に馴染んで
これまでよりも主張しない。(色もあえて床の色に合わせている)
使う度に部屋の隅に追いやらなくても、
手に取りやすい場所にあっていいのだ。
(部屋の隅にあったらあったで、さらにオシャレに見えるんだろう)
入れてみて初めて“見せる”の意味を理解する。
― 隠す、だけが収納ではない。