“捨てられない病” 闘病記

「捨てられない」ことは“病だ”。そう考えたら“治療”もできる気がした。

タグ:クローゼット


9月に思い立って部屋を片付け始めてから、1か月強。

処分したモノの量を記憶の限りさかのぼってみると、

・リビング  ゴミ袋2袋。
・洗面所(主に洗濯機の上) ゴミ袋1袋。
・クローゼット  ゴミ袋4袋。

それから、実家に至っては
・自室とリビングの一部  20袋。

衣類や雑貨、合計で30袋近くのモノを処分したのである。

笑いが出てきてしまうのだが、1つ1つがそれなりに大きいゴミ袋なので、
ひょっとすると1人の人間が引っ越しをするときの荷物総量に相当するかもしれない。

余談だが、捨てたモノに加えて、フリマアプリで譲ったモノもあると思うと、
もはやカウントできない。

「(1人暮らしの)家 1つぶん、捨てたんだ」

改めて考えてみると、凄まじい数字だ。

それ以上に驚くのは、
こっっんなに捨てたのに、“不便” になったことが無いのだ。
「こんな日にあの服…!」「あれ捨ててしまった…!」といったことが
もっともっと頻発すると思っていた。

これに関してはきっと、ただ捨てるだけでなく、
サザンが収納・整頓しながら捨ててくれたというのが大きいだろう。

「すべて処分」としたものは少なくて、
「一番つかうやつはどれ?」この考え方は、とても好きである。

もう少しモノを減らさないと、理想のお部屋は遠いのだが、悪くないペースだと自惚れた。

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― ねこもびっくり。

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写真を並べてみると、今回は過去に増してすごい。
こうして久しぶりにビフォーを見ると、
自分の中になにか底知れない闇があったんじゃないかとさえ思う。(疲)

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そしてご覧あれ、アフター!!!

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うわああああああああああ
照明そのままで、写真もなにも加工していないのに、
なんだか明るい。
床に光りが反射するからだろうか。

以前は気にも留めなかった上段の棚のバッグが気になるので、
今度仕切りを買ってこよう。

さらに、フリマアプリに売る用ラック(手前の銀色)が全て売れれば、

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要するにこういうクローゼットになる。
素晴らしい、値下げして一気に手放そう。

ハンガーをすべて一新した以外に、
買い足した収納はひとつもなくて、実はすべて持っていたものである。

クリアボックスも、(手前の1つと、写っていないが奥にもう1つあった)
2017-10-04-11-16-02

ハンガーラックにいたっては、扉の奥でつっかえていて
扉の開閉を阻害していたくらいだった。
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すっっっきり。

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家に帰宅すると、仕事終わりのサザンがその足で寄ってくれた。
アムロスから譲ってもらった6着を見て驚く。 
「こんなに綺麗な状態で、そんなほいほい手放せるのすごいわ…」と。

そして「私ちゃんの場合は 未着用でも袋に入ったままシワがね」と皮肉を言う。
反論はできない。

「6着くらいなら、全然入るや」とクローゼットを開けるサザン。
どうやら20~30着もらってきたりするのではと思っていたようだ。
それに、過去は20~30着もらったこともある。

ただ、自分で驚いた行動だったが、
アムロスからもらった服を仕舞ったときに
自分のクローゼットの中で
アムロスの服に対して見劣りしたアウター3着・トップス2着を捨てた。
もう限界まで削ったと思っていたクローゼットの中から、である。

綺麗のレベルが高い服と並ぶと、
そのレベルが低い服がどうしても劣って見えた。
きちんとしている人は、日々これができるから
収納の中の回転が速くてきれいなんだと思う。

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とりあえず今回も無事に、
ねこ様はクローゼットの中で「片付きましたポーズ」を披露した。

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引っ越しの1日は早い。(私の場合寝坊で半日だが)
すっかり夜になり、アムロスの新居にほとんどの荷物が整然と並んだ。

いまの引っ越し業者の「そのまま包んで」⇒「そのまま新居に展開」するアレは
スピィーディーで利便性がすごいと思ったが、
あくまで整頓されている人の部屋に限った話であって、
私の部屋で同じことをやろうとすると きっとゴミの一大移動になりかねない。
(おまけに 就職して実家に戻ってくるとき、
 私の引っ越しは とりあえず包んで展開、というこの作業をセルフでやっただけに過ぎない)

アムロスのクローゼットを開けて、思わず溜め息がでる。

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プライベートなので全てはお見せできないが、
写真2枚目の右側もずらりと洋服が整然と並ぶ。

俗にいう “姫系ファッション”ではないのに、
まるでそれはお姫様のクローゼットというか、
「毎日洋服選びが楽しいだろうなぁ」と羨ましくなる空間だった。

引っ越したてだから、とはいえ、
業者がそのまま包んでそのまま展開しただけのクローゼットである。
改めて今更だが、整理整頓は大切だ。

あらかた終わった後で、アムロスは「よし、欲しい服どれでも持って帰って!」と笑う。
5年前に知り合って初めて言われた時は
遠慮しすぎて服にさえ触れなかった私だが、
今となっては、彼女が仕事柄どうしても服を増やさないといけなくて、
まして うかつに売ったりもできないことを知っているので、
欲しい服をいくつか見せてもらう。

ただ、前回訪問したときと圧倒的に変わったのは、
気になった服を手に取った時に「本当に着るか、着ないか」をまず最初に考えた自分がいた。

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ある意味、ようやく本題である。
(本題⇒  引っ越しの手伝いがてら洋服をもらう )

朝から引っ越しを手伝うはずが、
結局 前日明け方まで飲み明かしたので
昼過ぎに起床・おやつどきに到着するという、
なんとも使えない人員な私であった。

「連日激務の中 むしろお願いしちゃってごめんね」と逆に謝るアムロスに、
今回に限っては激務というより部屋の大改造だったとは伝え難い。

アムロスの新居への荷物の運び込みがすべて終わっていたので、
ひたすら、ひたすら、ひたすら、開封していく作業。
自分の家の洋服を死ぬほど触った翌日に、再び大量の洋服を触ったもんだから
指先は目に見えて乾燥していた。

でも、私の服とは違って、
アムロスの服は、どれも驚くほどキレイなのだ。
前に書いた通り、それもそのはず
ほとんどの服を1回~2回しか着ていないのだから
そもそも汚れようがないのだが、それにしても綺麗なのだ。

すべてにアイロンがかかっているし、毛玉のけの字もない。

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― 余談だが、「ハンガーがこうやって揃っているといいですね」と告げると、
「そうそう、とびきりの洋服は、オーダーメイドのハンガーにかけてるの!」と
木製で名前が彫ってあるオーダーメイドハンガーを出してきた。

後でこっそりネットで検索すると1本12,000~15,000円ほどする。

驚きすぎて一瞬引いたが、
「大切な服だからこそ」と語ったサザンの顔が浮かぶ。

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