仕事で、3年ほど音楽ジャンルを担当していた。
様々なレコード会社から送られてくる大量のCD。

もともとバンドをやっていたこともあって、
新譜が真っ先に送られてくる環境はまさに天職だと思っていたし、
会社側も「欲しいならあげるよ」と寛容だったので
家には段ボール8箱、おそらく1,000枚では収まらないCDがあった。

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段ボールに入ったまま数年眠っていたあたり、潔くそのまま捨ててもいいのだが
音楽好きとしては少し、取っておきたい気持ちが勝った。

「好きなor気になるアーティストCD」「要らないCD」にひたすら分別する。

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もっと捨てられるかとおもったが、とりあえず段ボール8箱から、2箱まで減った。

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ママンは「それこそフリマアプリで売ったら?」と眉をひそめたが、
今のご時世、未使用の特典(握手券や応募券)が付いたCDじゃないと価値が薄い上に、
私に関しては仕事で携わったからこそ売れない理由がある。

たとえば、このアイドルCDなんかも、

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裏側を見てみると、

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こういうことも見越した上で、すべてにIDが印刷してあるCDなのだ。
流出しようものなら、すぐに出元は特定されて、軽い罰じゃ済まないだろう。

ちなみに、某レコード会社のお偉いさんが
こういったCDを大量にオークションサイトに販売していたことが分かって
自主退社しました、という事案が 1年ほど前にニュースにもなりました。

家で 有料のゴミ袋を広げながら、
「会社で 欲しいものだけ選別して もらってこれば良かった」と、
これもまた今更な後悔なのである。

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